【任意整理体験談】私が借金200万以上を作ってしまった理由
私は20代前半に250万円もの借金を作ってしまいました。主な原因は浪費です。
当時の私は地方から上京して一人暮らしをはじめました。
それまでは実家住まいだったので、自由な独り暮らしにタガが外れてしまい遊び惚ける毎日。
遊び惚けていてはいくらお金があっても足りません。
そんな時借金を覚えました。
金がなくなれば消費者金融に走り、新たな借金を作っての繰り返し。
気づけば借金は膨らみ、ゆうに200万を超えていました。
見る人から見れば大した金額ではありませんが、薄給だった私の年収ほどに膨らんだ借金は到底返すことの出来ない金額でした。
私の借金の内訳
借り入れ | 借入金額 |
---|---|
アコム | 19万9203円 |
武富士 | 99万9798円 |
フルキャストファイナンス | 9万9129円 |
プロミス | 29万9217円 |
レイク | 9万9294円 |
ポケットバンク | 9万7020円 |
JCB | 68万3908円 |
DC | 9万5728円 |
合計 | 257万3297円 |
借金が200万を超えた時、首が回らなくなる
毎日が返済日というのは大げさですが、月末になると消費者金融のATMへ走るような日が続きます。
ですが、一度入金して利子だけ払って、すぐに上限ぎりぎりまで引き出してしまうため元金は全く減りません。
ただ消費者金融は支払いが額も少なく楽な方で、一番頭を抱えていたのはクレジットカードのキャッシングの支払い。
キャッシングの支払いは分割というわけにはいきません。翌月に利用分した分を一括で返済しなければならないからです。
私は毎月キャッシングを上限いっぱい借りていたので、支払いは大変でした。
少ない給料の大半を一度支払いに回し、また枠が戻ったと同時にキャッシングします。
そしてキャッシングしたお金を消費者金融の返済や生活費に回しますので、いつもカツカツでやりくりしていました。
※一時の安らぎを求め自転車操業的に借金を作っていた時期もありましたが、私の年収や抱えていた借金額ではすぐにどこも貸してくれなくなりました。
任意整理を知る
生活にも心にも余裕がなくなった私は常に借金のことばかり考え、疲れ果てていました。
毎日毎日、「今月の返済どうしよう?」「新しく貸してくれる業者はないか?」といったことばかりが頭をよぎります。
両親、友人にも打ち明けられず眠れない日もよくありました
そして、最悪な事件が起こります。
クレジットカードのキャッシングの支払いを遅延してしまったのです。
クレジットカードのキャッシングの支払いは一度でも滞ってしまうと、しばらくは借りることが出来なくなります。
私はこのキャッシングを生活費に充てていましたから、キャッシングを利用できないとなると死活問題でした。
何か打開策はないかとネットで調べていた時「債務整理」のことを知りました。
債務整理には「債務整理には利息を引き直し借金額を見直して、無理のない金額で返済を行う任意整理」「借金の総額が5分の1、あるいは100万円に減額される個人再生」「借金自体がなくなる自己破産」という方法があることも併せて知りました。
この時「もしかしたらこの債務整理をすれば借金地獄から抜け出せるかもしれない…」 と一縷の望みを抱きました。